三重県熊野市では、6年前に新種に認定されたサクラ「クマノザクラ」が見頃を迎えています。

 クマノザクラは紀伊半島の南部に自生するサクラで、2018年に国内の野生のサクラとしては約100年ぶりに新種に認定されました。

 クマノザクラは小さく淡いピンク色の花をつける早咲きのサクラで、熊野市内では至る所で見頃を迎えています。

 中でも紀伊半島随一の名所といわれる熊野市紀和町の長尾のクマノザクラは、既に5分咲きとなっていて、多くの観光客らが訪れています。

 長尾のクマノザクラの見頃は、今週末ごろまで続くということです。

【動画で見る】6年前に約100年ぶりに新種認定…『クマノザクラ』が見頃迎える 紀伊半島南部に自生する早咲きのサクラ