愛知県のほとんどの公立小学校で19日、卒業式が行われました。3月末で閉校になる設楽町の田峯(だみね)小学校では最後の卒業式となりました。

 在校生と先生、1人1人に思いを込めた手紙を渡す6年生。この小学校で最後の卒業生です。

 設楽町の田峯小学校は、2023年度で創立150周年を迎えましたが、児童数の減少から3月末で閉校になります。

 19日は唯一の卒業生・竹下峻都くんの門出を、4人の後輩と教師たちが祝いました。

卒業生の竹下峻都くん:
「人数は少ないけれど、全校(児童)と仲良くできるし、先生もみんな優しいので、この学校に通えてよかったです。(Q.中学校でやりたいことは?)友達をいっぱい作ることです」

 長い歴史に幕を下ろす学び舎。4月から別の小学校と統合し、在校生たちも新たな一歩を踏み出します。

【動画で見る】唯一の卒業生「この学校に通えてよかった」…閉校決まった愛知の小学校で“最後の卒業式” 後輩4人と教師ら祝福