愛知県西尾市の小学校で12月19日、江戸時代から伝わる鋳物づくりを子供たちが体験しました。

 西尾市の平坂地区は、矢作川などの砂を使った鋳物の町として知られていて、19日、5年生の児童が地元の鋳物組合のメンバーらの指導を受けて、ストラップづくりに挑戦しました。

 子供たちは、木の枠に砂を詰め込み、この砂を鋳型にして、溶かしたすずをやけどしないように流し込みました。

 固まったすずを冷やした後には、やすりで削る作業まで体験し、職人の仕事の大変さを実感していました。

児童:
「思っていたより難しかったけど、楽しくできてよかったです」

別の児童:
「漢字の間に穴が開いていて、ちょっとショックでした」

【動画で見る】溶かした金属を砂の鋳型に…“鋳物の町”で地元の小学生が職人の仕事を体験 愛知県西尾市の平坂地区