名古屋グランパスは22日、ブラジル人FWマテウス・カストロ(30)の加入を発表した。

マテウスはサウジアラビア1部アル・タアーウンFC から2023年夏以来、1年半ぶりの名古屋復帰で、かつて背負っていた「背番号10」をつけプレーする。

マテウスは鋭いドリブルで切り込むと、ミドルレンジから放つ左足の強烈なシュートを武器に、以前名古屋に在籍していた4年間で公式戦172試合出場、46得点をマーク。21年のルヴァン杯優勝に大きく貢献するなど、グランパスファミリーからも愛されるストライカーだ。

22日、トヨタスポーツセンターで行われた記者会見では、「このチームに戻ることができて、大好きな街、大好きな国に戻ることができて、すごく嬉しい。グランパスが興味を持ってくれれば、優先的に戻りたいという気持ちが大きかったので、自分の願いがかなうことができた。ピッチで全力を出し切って、すべてのタイトルを獲得して、グランパスファミリーと一緒に喜んでいきたい。」と意気込みを語った。

2023年にはアキレス腱断裂の大怪我を負うも昨年10月に復帰。現在のコンディションは良好と、23日から沖縄キャンプでチームに合流する。

◇マテウス・カストロ(FW)
ブラジル出身・1994年9月11日(30歳)・167センチ/71キロ
イタブーナEC(ブラジル)→ クルゼイロEC(ブラジル)→ ECバイーア(ブラジル)→ 大宮アルディージャ → ECバイーア(ブラジル)→ 大宮アルディージャ → 名古屋グランパス → 横浜F・マリノス → 名古屋グランパス → アル・タアーウンFC(サウジアラビア)