三重県津市の陸上自衛隊久居駐屯地で2025年2月4日、自衛隊と三重県警の合同訓練が行われました。

 合同訓練は、テロなど警察だけでは対応できない事態に備え、連携を深めようと毎年行われています。

 訓練では、ライフル銃を装備した自衛隊員に、防弾ベストを身に着けた警察官の姿もありました。

 武器を持った複数のテロリストが海から上陸し、三重県内に侵入したという想定で、およそ50人が参加しました。

 出動の命令を受けた自衛官と警察官が一斉に車両へ乗り込むと、パトカーが自衛隊の車両を先導し、隊列を組んで現場へと向かっていきました。

 その後、テロリスト制圧に至るまでの手順や流れなども一緒に確認しました。

三重県警警備第二課の中谷元哉警視:
「(自衛隊と)スムーズに情報共有ができるような関係を築きたい。非常事態というんでしょうか、警察力だけでは対応できない時は、自衛隊と協力しながら連携して対応していく」

【動画で見る】テロリストが海から上陸した想定…陸上自衛隊と警察が合同訓練 パトカーが先導し制圧までの手順など確認