
部下の隊員3人に暴行するなどした愛知県春日井市の「陸上自衛隊春日井駐屯地」の第10施設大隊に所属する23歳の陸士長が、懲戒処分を受けました。
陸上自衛隊・春日井駐屯地によりますと、第10施設大隊に所属する23歳の陸士長は2023年7月、部下の隊員3人に対し、尻や足を蹴ったほか、背中の上に乗りあぐらをかくなどの暴行をしていました。
また、複数の部下に対し「ぶっ飛ばす」「ざこ」などの暴言を日常的に繰り返していたということです。
陸士長は「最初は優しく注意していたが、改善がみられなかった」などと話していて、停職5カ月の懲戒処分を受け、2月10日付けで依願退職しました。
また春日井駐屯地では、19歳の隊員が、駐屯地内の下駄箱に落ちていた腕時計を持ち去ったとして停職処分を受け、依願退職しました。
【動画で見る】「雑魚」などと暴言も…陸上自衛隊の23歳隊員に停職処分 部下の隊員らを蹴り“背中の上であぐら”等の暴行