愛知県豊橋市で2025年2月19日、路面電車「豊橋鉄道」の架線が切れ、全線で運転を見合わせました。20日の始発から平常通り運行しています。

 豊橋鉄道によりますと19日午後6時半ごろ、豊橋鉄道市内線の新川停留所付近で架線の一部が切れ、その影響で2両の電車のパンタグラフが破損し運転できなくなりました。

 架線の損傷で豊橋鉄道市内線は5.4キロの全線で、およそ5時間半にわたり全線で運転見合わせとなりました。

 豊橋鉄道によると「強風が原因で架線が切れた可能性もある」としていますが、今のところ原因は分かっていません。

 午前2時半過ぎに復旧作業が完了し、20日の始発から平常通り運行しています。運転見合わせで上下線70本が運休しおよそ1600人に影響が出たということです。

【動画で見る】路面電車の架線が切れて一時全線で運転見合わせ「強風が原因の可能性も」約1600人に影響し20日始発から平常運行