
愛知県岡崎市の「放課後デイ」運営事業者が、6400万円あまりを不正受給していたとして、指定取り消しなどの行政処分を受けました。
岡崎市によりますと、「チャイルドウィッシュねくすと」など市内5か所の放課後等デイサービスを運営する「チャイルドハート柴田」は、それぞれの施設で必要な人員が配置されているように書類を改ざんするなどして、不正に報酬を請求していました。
また、監査に対し基準違反はないなどと虚偽の説明をしていて、不正受給と認定された額は、合わせておよそ6400万円に上ります。
岡崎市は4月1日付で、とくに不正受給額が多かった1カ所の事業所の指定を取り消すとともに、不正に会社の組織的な関与があったとして、ほかの4カ所についても営業ができなくなる連座制を適用します。
【動画で見る】市の監査にもウソの説明…“放課後デイ”の事業者が約6400万円を不正受給 運営する5カ所で営業不可に