中部電力の浜岡原子力発電所で、放射性物質を含む水4リットルが漏れたことが分かりました。

 中部電力によりますと、7日午後5時過ぎ、停止中の浜岡原発3号機の原子炉建屋で、点検のため除染作業に使われた水を抜いたところ、およそ4リットルが漏れ、男性作業員1人の腹あたりにかかりました。

 この水には放射性物質が含まれていましたが、男性作業員の線量を調べたところ基準値を下回っていて、被ばくは確認されなかったということです。

 また、外部への放射能の影響はないということです。

 中部電力は、水を抜く際に栓の外し方に問題があった可能性もあるとみて、原因を詳しく調べています。