東海3県の大学での職域接種について、主な大学の接種率をまとめました。

 対象は希望する学生で、自治体などで接種を済ませた学生は含んでいません。

 岐阜大学では医学部生を除いて70%と、非常に高い数字です。

 名古屋学芸大学(看護学科生除く)で69%、岐阜県の朝日大学で68%と続きます。すでに2回目の接種を終えている学生もいるということです。

 名古屋大学や南山大学、中京大学、名城大学などは、合同での大学拠点接種を進めていました。

 9月7日時点で愛知県内で1回目の接種を終えた人は、10代が24.9%、20代が26.6%で、それらを大幅に上回っています。

 大学での職域接種がない、あるいは高校生や20代の若い世代で受けたくても受けられていないという人には、県の若者向け接種会場「あいちワクチンステーション栄」があります。

 名古屋市東区の愛知芸術文化センターで行われていて、愛知県内在住または在勤・在学している12歳以上の方が対象です。接種は予約制で、毎週水曜日と土曜日の正午から申し込みができます。

 予約にはトークアプリ「LINE」を使い、愛知県公式アカウントの友だち登録が必要です。

 また、愛知県の大村知事は14日午後、県の大規模接種7会場で若者向けの優先接種枠を設けると発表しました。

3日間の予約分が僅か39分で…11日から運用開始の若者向け接種会場 20代以下が予約全体の6割占める

 こちらの対象は、県内の12歳から39歳までの「若者」に限定されています。予約は同じく「LINE」からで、9月18日土曜日から24日分の接種予約を15日午後6時から受け付けます。