愛知県小牧市に、50年前に富山から移築された合掌造りのレストランがあります。下味に使う秘伝のソースやスパイスなど、企業秘密のレシピで作られたこの店のハンバーグは絶品です。

■50年前に富山から移築…合掌造りのレストラン

 名古屋高速小牧線の小牧インター近くにある、「合掌レストラン 大藏」。

【画像20枚で見る】建築家・黒川紀章さんの生家の建物も…合掌造りの建物で食べるハンバーグステーキ

この店の母屋は、富山の五箇山で壊される直前に小牧に移築した合掌造りです。

 また別の建物は、江戸中期に建てられた黒川紀章さんの生家を移築したものです。愛知県蟹江町から移築しました。

その内装には加賀の文化である金箔などが使われています。

■秘伝のソースやスパイスは企業秘密…ブランド肉を使ったハンバーグステーキ

 このレストランの料理には、松阪牛や飛騨牛など最高級のお肉が使われています。

 ステーキ用のブランド肉をふんだんに使った「ハンバーグステーキランチ“逢(ほう)”」(1848円 ※別途チャージ料220円)は、柔らかくフワっとした食感。

企業秘密の秘伝のソースやスパイスなどで作られたハンバーグと、炒めた野菜を煮込んだコクと苦みが特徴のデミグラスソースとの相性は抜群です。

 文化財クラスの建物で食べられる50年受け継がれてきた味は、今でも多くの人に愛されています。