湿度に重点置いた“暑さ指数”で危険性予測…『熱中症警戒アラート』運用開始 去年は愛知県で21回発表
27日から熱中症警戒アラートの運用が始まります。熱中症警戒アラートがどのようなものか説明します。
熱中症警戒アラートとは、“暑さ指数”に基づいて、熱中症の危険性が極めて高いと予測されたときに発表されるものです。2021年は愛知県で21回、岐阜県で8回、三重県で17回発表されました。
熱中症というと気温に注目してしまいがちですが、“暑さ指数”は、気温1に対して湿度が7、日射量などが2と、湿度に重点が置かれた指標です。
例えば、26日午後3時の名古屋の気温は22.8度でしたが、湿度は89%でした。蒸し暑く感じた方も多かったのではないでしょうか。
湿度が低い場合は、汗が蒸発することで体の温度を奪い体温が下がりますが、湿度が高いと汗が蒸発できず体に熱がたまってしまい、熱中症が起きやすくなってしまいます。
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熱中症を防ぐために、気温だけではなく湿度にも注目してみてください。