いざという時に向けて備えたい防災グッズを、防災士が一人一人にあわせて揃えてくれるイベントが名古屋市中村区の名鉄百貨店で始まりました。

 9月1日の防災の日を前に、24日から始まった「防災フェア」。今年は防災グッズなどを製造している名古屋市南区の生方(うぶかた)製作所が開発した、およそ20種類が並んでいます。

 この「防災フェア」では、生方製作所に所属する女性の防災士からアドバイスを受けながら、それぞれの家庭に合わせた「オーダーメイドの防災セット」を作ることができます。

 5人家族で、ウォーターサーバーの12リットルの水を常にストックしている記者が必要なものを相談してみました。

生方製作所の防災士:
「5人家族ですとすぐに水がなくなってしまうこともあります。なので水を使わない商品を備蓄されることをお勧めいたします」

 断水していても使える携帯用トイレや…。

 調理の必要がない非常食などを選びました。

生方製作所の防災士:
「食品に関しては、水を使わなくても食べられる食品がいまたくさん出ています」

 さらに、指に巻き付けて口の中をふき取るだけで、食べかすなどを取り除いてくれるウェットティッシュや…。

 人が寝られるサイズに広がる小型のエアマットなど、全部で9点を揃えた防災セットが完成しました。

生方製作所の防災士:
「いつ起きてもおかしくない災害に備えていただきたいなと思っております」

「防災フェア」は9月13日まで開かれています。