2025年のゴールデンウィークは、カレンダー通りだと最大4連休の“飛び石”となります。連休の過ごし方、旅行の行先にも二極化の傾向が現れているようです。

■GWの海外旅行は増加傾向… 行先は“二極化”

 あと10日あまりでゴールデンウィーク、名古屋の街で予定を聞きました。

街の人ら:
「大阪の実家に帰省する予定です。1日ぐらい有給をもらって、少しだけ長めにするようなかたち」

「フェスに行きます。(Q.飛び石連休になるが?)お休み自体うれしいので、あんまり考えていなかったです」

「自宅待機です。飛行機とかホテルとか、チケットが高くなったりするのかなと思うので、あんまり(遠出は)選択肢にはないかもしれないです」

旅行を楽しみにしている人も、特に予定がないという人もさまざまです。

JTB広報室の担当者:
「二極化傾向がみられます。連休が飛び石になっているところもございまして、片方の4日間の連休を使って近場に行かれる方がおられる。一方で、連休を全てくっつけて、例えば長い10連休とかにして遠方に行かれる方もいます」

【動画で見る】2025年の旅行先は二極化の傾向…飛び石の『GW』 “11連休”組はヨーロッパ等の遠出も選択肢に

JTBによりますと、航空便がほぼコロナ前まで復活したことで、海外旅行に行く人は前年より1割ほど増える見込みで、行き先も近場の韓国・台湾とヨーロッパなどに二極化しているといいます。

注目の大阪・関西万博のプランもあります。

JTB広報室の担当者:
「『大阪・関西万博への旅』という商品のほか、『大阪からプラスワントリップ』という商品、周遊に便利なプランもご用意させていただいております。流動的ではございますが残席わずかとなっておりますので、お早めにお問い合わせいただければと思います」

連休中の添乗員付きのツアーも4月15日時点で、まだ予約を受け付けているものがあるということで、個人でのチケットの手配に不安がある人は問い合わせてみてもいいかもしれません。

■“飛び石”のGW…うらやましい“11連休”も

 2025年のゴールデンウィークは4月26日(土)から5月6日(火・振替休日)までとなっています。28日の月曜をお休みにすると4連休が2回に。さらに30日から2日まで休みにして11連休という人もいるようです。

JTBの調査では、GW期間中に「旅行に行く」という人は20.9%で、前年より5.6ポイントダウンしています。行かない理由としては「GWは旅行費用が高い」「家計に余裕がない」といった回答が増えているということです。