愛知県図書館で、企業情報などが書かれた本の一部が切り取られているのが見つかり、警察は器物損壊の疑いで捜査しています。

 名古屋市中区の「愛知県図書館」で15日、利用者から「『東商信用録』の一部が切り取られている」と指摘がありました。

「東商信用録」は東海地方の企業の決算情報などが書かれていて職員が調べたところ企業の索引部分の196ページ分が引きちぎったように切り取られていました。

 県図書館は被害届を提出し、警察は器物損壊の疑いで捜査しています。

 県図書館では2018年にも新聞の一部が切り取られる被害があり、職員の巡回を強化するなどの対策をすすめていました。