三重県は7日、新たに23人に新型コロナウイルスの感染が確認されたことを発表しました。このうち四日市市では「主体会病院」の看護師と入院患者2人の感染が判明し、この病院での感染者はこれで3人となりました。

病院は当面、透析患者以外の外来の受け入れを休止するとしています。これで県内の感染者は200人を超えて210人となりました。

 新たに確認されたのは、10-90代の男女23人です。四日市市の「主体会病院」では、50代の女性看護師と70代の女性入院患者2人の感染が判明しました。

 この病院では8月4日に20代の女性看護師に感染が確認されていて、濃厚接触者として職員や入院患者など55人のPCR検査を実施したところ、感染が判明しました。

「主体会病院」は透析患者以外の外来や新規の入院の受け入れを休止し、すでに入院している患者との面会も禁止しています。

 また、四日市市では、診療所の50代の男性医師にも感染が判明しました。医師は、39度の発熱などで6日、病院に救急搬送され陽性とわかりました。現在、集中治療室で治療を受けていますが、重症だということです。

 三重県の感染者はこれで210人となりました。