東海地方では10日、ほとんどの地点で今年最高の暑さを記録し、岐阜県多治見市では38.6度まで気温が上がり、日本一の暑さとなりました。

(リポート)
「午後2時過ぎの岐阜県多治見市です。手元の温度計は38度をさしています。日差しが強く、立っているだけで汗が出るほどの暑さです」

 東海地方は、10日も高気圧に覆われて晴れとなり、各地で気温が上昇しました。最高気温は、岐阜県美濃市で37.8度、名古屋で36.7度、伊賀市上野で37.1度となるなど、東海地方にある47箇所の観測地点のうち37箇所で「今年最高」を記録しました。

なかでも多治見市は、午後1時半過ぎに38.6度を観測。日本一暑くなりました。

多治見市民の男性:
「日が出ている分暑いですね、今日は。息苦しいというか、しんどいですね」

多治見市民の女性:
「きょうも暑かったよ~。化粧がとれちゃう」

 気象台によりますと、この暑さは1週間ほど続くということで、引き続き、熱中症への警戒を呼びかけています。