愛知県豊橋市は18日、2020年度限りで市立小学校の全ての部活動を廃止すると発表しました。

 豊橋市によりますと18日、廃止の方針を表明したのは合唱や楽器演奏など主に音楽活動をする文科系の部活で、市内の5-6年生のおよそ600人が所属しています。

 豊橋市は部活動を廃止することで負担が大きい教員の「働き方改革」を進めるとともに、授業の充実や児童からの相談の機会を増やすなど、より子どもたちに寄り添った教育を目指すとしています。

 来年度以降は部活動の代わりにに放課後の学校を使った地域のボランティアなどによる課外活動なども検討しているということです。

 豊橋市では既に小学校の運動部について2020年度いっぱいでの廃止を決めていて、これで小学校の部活動がすべて廃止されます。