“名古屋のワイキキ”として親しまれてきた「サンビーチ日光川」が来年度いっぱいで休止することになりました。

 名古屋市港区の日光川河口にある「サンビーチ日光川」はウォータースライダーのほか、波の出るプールや人工の砂浜などがあり、“名古屋のワイキキ”として親しまれてきました。

 開業翌年の1995年には20万人以上が訪れましたが、このところは12~13万人と伸び悩んでいて、名古屋市が指定管理者に支払うおよそ2億4000万円の管理料に対し入場料収入は1億2000万円ほどに留まっています。

 さらに、老朽化した設備の大規模修繕に25億円程度かかる見込みで、名古屋市は指定管理者との契約が切れる来年度をもって休止する方針を固めました。

 近く市議会に諮り、正式に決定します。

「サンビーチ日光川」は、今シーズンは新型コロナの影響で営業を中止しています。