文科省によりますと、7月1日時点で全国の大学などのうち約4校に1校は対面授業は行わず、オンライン授業のみで対応しています。

 萩生田光一文科相は9月6日、オンライン授業が続く大学について「後期もオンラインでと宣言している学校には違和感がある」と、オンライン一辺倒ではなくて積極的な対面授業の実施を求めています。

 東海地方の大学は後期の授業をどうするのか取材したところ、「原則オンライン」でという大学は、三重大学や南山大学で、三重大は一部理系の実験や実習は対面、南山大も一部は対面とのことでした。

 多かったのが「対面・オンラインの併用」です。名古屋大学、名古屋市立大学、名古屋工業大学、愛知県立大学などで、オンラインで行う座学のみの講義があったり、対面での実験や実習などもあったりするということです。

 基本「対面」というのが、中京大学と名城大学です。中京大学は、履修するかどうかの“お試し期間”でもある後期1週目の授業をオンラインで行い、多くの学生が集中すると判断した授業はオンラインで行うということでした。