三重県では21日、新たに男女4人の新型コロナウイルスの感染が確認されました。また、クラスターになっている鈴鹿厚生病院の入院患者で70代の女性が死亡しました。

 感染が確認されたのは、四日市市や鈴鹿市などに住む30代から50代の男女4人です。

 大阪府に住む50代の会社員の男性は、9月5日から発熱と解熱を繰り返し、17日に胸に違和感を覚え、呼吸困難になりました。男性は親族のいる鈴鹿市へ来て病院を受診し、20日にPCR検査で陽性が判明しました。

 男性は現在、人工呼吸器をつけて集中治療室に入っていて、重症だということです。

 また県は、鈴鹿厚生病院に入院していた70代の患者の女性が、新型コロナウイルスによる肺炎で21日死亡したと発表しました。

 県内の死者はこれで6人目で、うち3人は、鈴鹿厚生病院の患者です。

画像:NIAID-RML