
コロナ対策で、人と接触を避けながらも交通安全の呼びかけを。愛知県警が「Vチューバー」と連携です。
24日午前、愛知県警昭和署で行われた、広報大使の委嘱式…。
愛知県警昭和署の杉山署長:
「昭和警察署、広報大使に委嘱します」
委嘱状を渡すはずが、そこには誰もいません…。実は最新技術を使って、バーチャルで映し出されたキャラクターに渡していたんです。
昭和署から広報大使を委嘱されたのは、銀髪で可愛らしい女の子、その名も「ノア」ちゃん。YouTubeに動画をアップして活動する「VTuber」と呼ばれる存在で、普段は温暖化や食料問題などについて伝えています。
新型コロナウイルスの影響で通常の交通安全の啓発が難しいことから、Vチューバーとタッグを組み、ネットを通じて広報していく狙いです。
ノアちゃん:
「自転車や車を運転する方は、早めにライトを点灯。これが、ライト・オン運動!」
杉山署長:
「ノアちゃんみたいなキャラクターですと、警察の堅いイメージを乗り越えてですね、見ていただける方がたくさん増えるのではないかと」
ノアちゃんの任期は来年3月までで、今後は交通安全だけでなく詐欺被害防止などの動画もYouTubeなどで発信する予定です。