航空自衛隊小牧基地は、空中給油・輸送機の飛行訓練中にナイロン樹脂製の部品が脱落し、紛失したと発表しました。

 飛行訓練中に部品を紛失したのは、航空自衛隊小牧基地所属のKC-767空中給油・輸送機です。

 1日午前、遠州灘沖での訓練後に点検したところ、車輪格納部のリベットをカバーする長さおよそ60センチ、幅およそ4センチ、厚さおよそ1.5ミリ、重さおよそ45グラムのナイロン樹脂製の部品が無くなっていました。

 車輪の出し入れをした際に、部品の接着面が剥がれ脱落したとみられています。

 これまでに目撃情報やケガをした人の情報は入っていないということですが、小牧基地は「再発防止に努める」としています。