
中部国際空港を拠点とするLCC=格安航空会社のエアアジア・ジャパンが12月で4路線全てを廃止し、事業を撤退することが分かりました。
エアアジア・ジャパンは、2014年の設立から中部国際空港を拠点として札幌などの国内線と台北との国際線、合わせて4路線を展開していましたが、新型コロナウイルスの影響で利用者が激減し、10月から全便を運休していました。
エアアジアは5日、新型コロナの終息時期が見通せないことなどから、12月5日で全ての路線を廃止することを決め、国土交通省に届け出たことを発表しました。
これによりエアアジアは日本での事業から撤退することとなります。同社は、経営の効率化を図るため今年6月には早期退職者を募り人員整理を進めていました。