災害時に地域医療の拠点となる名古屋第二赤十字病院の「災害管理センター」に、名古屋の自動車ディーラーから寄付金が贈られました。

 名古屋第二赤十字病院の災害管理センターには14日、NTPホールディングスの小栗一朗社長が訪れ、佐藤公治院長に寄付金1億円の目録を手渡しました。

 今年8月に完成した災害管理センターは、南海トラフ巨大地震など、大規模な災害が起きた際に、全国から集まる医療チームを要請に応じて派遣するなど、災害医療全体を管理します。

 災害医療に特化した施設は全国的にも珍しく、NTPホールディングスの小栗社長は「いざという時の備えがあることは重要なので、そのサポートをしていきたい」と話していました。