日本芸術院会員で名古屋在住の洋画家・藤森兼明さんの企画展が、24日から始まりました。

 藤森さんは長年、キリスト教の「祈りの世界」をテーマに作品を描いていて、会場には中世ヨーロッパの祈祷書や、聖堂の壁画に着想を得た作品など51点が展示されています。

 会場には、15世紀初頭の祈祷書を背景に生後間もないキリストが描かれた作品も展示され、金箔や金泥で華やかに仕上げられています。

 この企画展は、名古屋市千種区の古川美術館で12月20日まで開かれています。

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