
一部の市と町を除いて、4日に署名の提出期限を迎えた、愛知県大村知事のリコール運動。署名を提出した高須クリニックの高須克弥院長が、署名数の確保に自信をのぞかせました。
高須院長らは4日朝、名古屋市の千種区役所を訪れ、区の選挙管理委員会に対し、これまでに集めたリコールの署名を提出しました。
県知事のリコールでは、それぞれの市区町村の選挙管理委員会に署名を提出することになっていて、現在集計が進められています。
高須院長は「全体の署名の数は把握していない」としながらも、リコールに必要な署名・86万6000人分の確保に自信をのぞかせました。
高須院長:
「80万票以上あるという、自分では実感はあります」
一方、午後5時ごろの会見でリコールについて問われた大村知事は…。
大村愛知県知事:
「関係者の話としては、あまり集まっていないとお聞きしておりますので、そういうことかと受け止めている」
県の選挙管理委員会によりますと、午後5時までの集計で、日進市では有権者数の3.9%の2854人分、小牧市では有権者の2.2%にあたる2760人分の署名が提出されたということです。
多くの市区町村では4日が署名の提出期限ですが、岡崎市や豊橋市など一部の市と町では、最長で12月19日まで署名活動が続きます。