岐阜市の高校1年生、山口稀良莉(きらり)さん(15)が22日、女流棋士の資格を獲得しました。早ければ12月1日にも女流棋士になります。

 去年、女流棋士になった姉の仁子梨(にこり)さんの影響で、小学校5年生・11歳のころから将棋を始めた山口稀良莉さんは、女流棋士の養成機関でもある東海研修会に通い、腕を磨いてきました。

 22日は研修会の昇級がかかった対局に勝って、これでB2クラスになり、女流棋士2級の資格を獲得しました。

 稀良莉さんは「女流棋士になる権利がかかった大事な対局だったので緊張したが勝てて良かった。女流棋士になるだけでなく、活躍するのが夢なのでタイトル戦に出て活躍したい。姉を追って抜かすぐらい強くなりたい」と抱負を語りました。

 稀良莉さんは早ければ12月1日付けで女流棋士となります。岐阜県出身の女流棋士は姉の仁子梨さんに続いて2人目です。