愛知県の大村知事は26日午後、記者会見し、名古屋市中区の繁華街で一部の飲食店に対し、営業時間短縮や休業の要請をしました。

 該当するエリアは中区の錦3丁目、栄3丁目の一部、4丁目で、独自の緊急事態宣言を出した8月の時と同じエリアです。

 営業時間を午後9時までに短縮するよう求めていて、前回より1時間遅くなっています。

 対象は酒類を提供するバーやクラブ、カラオケ店居酒屋などで、期間は11月29日から12月18日までの20日間です。

 要請に応じた店には協力金として、1日2万円、最大で40万円が支給されます。

 また、自粛感染拡大が続いている首都圏、大阪府、北海道に加え、名古屋の都心部への不要不急の移動自粛も呼びかけました。

 そして、「GoToイート」の見直しについて、第2期販売は継続しますが12月16日と21日に予定している当選発表は一時停止し、感染拡大が落ち着いたら再開したいとしています。

 「GoToトラベル」の対象地域除外については、「引き続き状況を注視して、必要であれば国と協議したい」としていて、当面は除外しない考えです。