名古屋市千種区の東部医療センターで1日、医師や看護師あわせて10人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染が判明したのは東部医療センターの循環器内科などの病棟で働く20代から40代までの医師2人と看護師8人のあわせて10人です。

 循環器内科などの病棟に12月29日まで入院していた患者が、31日発熱の症状を訴えて救急外来を受診したため検査したところ、新型コロナウイルスに感染していることが判明。この患者が入院中に接触した職員らおよそ70人に遺伝子検査を実施し、職員10人の感染が確認されたということです。

 これを受け、東部医療センターでは1月1日から当分の間、循環器の疾患に関する救急外来や病棟への新規の入院を制限します。

 東部医療センターは陽性が判明した10人と接触があった患者や職員などについて今後検査を行う予定です。