新型コロナウイルスの影響で、三重県では今年の三が日、伊勢神宮やナガシマリゾートなど主要な施設の人出が去年と比べ大幅に減少しました。

 三重県によりますと、今年の三が日に県内20施設を訪れた観光客の数は53万8458人と、去年と比べ41.5%も大幅に減少しました。

 これは調査が始まった2016年以来最も少なく、新型コロナの感染拡大による外出の自粛や正月イベントの中止などが影響しているとみられています。

 施設ごとの観光客数は、伊勢神宮で去年の56万人を大きく下回る17万525人(前年比30.4%)、ナガシマリゾートで22万5000人(前年比53.6%)となっています。

 また「初日の出運転」を中止した御在所ロープウエイは1日と3日の強風による運休も影響し、3823人(前年比35.2%)に留まっています。

 三重県によりますと、多くの施設で県外からの帰省客などが減り、県内の客の比率が高くなったということです。