新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で迎えた成人式。名古屋市では基本的な感染対策をとるなど、例年とは違った形で式典が開かれました。

 学区ごとに分かれて開催された千種区の式典では、参加にあたり名古屋市が義務付けた体温などを記入したシートを提出したあと、新成人は会場へ入りました。

 また感染防止策として、時間短縮のために来賓のあいさつの省略や、恩師との歓談の中止など例年とは違った式となりました。

新成人:
「マスクは外せないですけど、開催してもらえたというのがすごくありがたくて、うれしいです」

 主催者によりますと、千種区富士見台学区の今年の新成人は190人ですが、式に参加したのは138人だということです。

 一方、区全体で式典を開いた熱田区でも、小中学校の恩師の出席を取りやめるなどの感染対策がとられました。