全日本フィギュアの女王、紀平梨花選手が、「片手側転」が誕生した秘話を語ってくれました。

紀平選手(1月4日):
「明けましておめでとうございます。(Q.初滑りですか?)はい」

 笑顔でスケートリンクに入ったのは紀平梨花選手。年末年始の過ごし方を聞くと…。

紀平選手:
「5日間休みました。リフレッシュは出来ましたし、ジムとかには結構行ってて」

 現在はスイスを拠点に活動していて、スイスでは料理を母親に作ってもらっているのですが…。

紀平選手:
「日本にいてもスイスにいても、今日はこのメニューを食べるからという感じで自分で考えるようにしているので。これをこう炒めておいてとか、炒めるのも油を使わないで、ちょっと水を入れて茹でみたいな形で野菜を焼いたりとか。でも油が少なかったらダメなので、アボカドとオリーブオイルをたまに入れたりして、そういう風に栄養管理をしています」

 女王は食にも強いこだわりを持っていました。そんな紀平選手、全日本で話題になった「片手側転」を名古屋でも披露しました。

 片手側転誕生にはこんな裏話が…。

紀平選手:
「(振付師が)色んな技みたいのを教えてくださって、側転も初めは断ったんですけど、『いや、さすがにちょっと無理だと思います』というような感じで。両手ならと言ったんですけど、『いや片手じゃないと意味がないから』って。でもカッコいいなと思ったので。練習していくうちにできるようになりました」

 一方、6年ぶりにこの名古屋のアイスショーに出場した宇野昌磨選手。

 昨年、大会の中止で踊ることが出来なかったオーボエコンチェルトを初披露してくれるのですが…。

Q.オーボエ協奏曲を踊る?

宇野選手:
「そうなんですか?題名を知らないので、僕は…。せっかく作ったので、皆さんにお披露目出来たらなという気持ちで滑らせていただきます」