全国有数の金魚の産地・愛知県弥富市で、13日に金魚の初市が開かれました。

 弥富市の東海観賞魚卸売市場で開かれた金魚の初市。30種類以上およそ20万匹の金魚が競りにかけられました。

 参加した35人の仲買人は「かんこ」と呼ばれる金魚が入った木箱が水路に流れてくると、威勢のいい独特の掛け声で次々と競り落としていきました。

 そして最も高い値をつけたのが、体長20センチ以上もある「アズマニシキ」。1匹7万円と、この市場での史上最高値で競り落とされました。

 これまでの最高値は1万9000円、大幅な高値更新に仲買人からはどよめきが上がりました。大きさだけでなく色鮮やかな模様、尾びれの美しさなどが評価されました。