室町時代に僧侶が九条ねぎの苗持ち帰り植えたと伝わる…愛知・岡崎市で『法性寺ねぎ』の出荷が最盛期
愛知県岡崎市では地域の伝統野菜「法性寺ねぎ」の出荷が最盛期を迎えています。
室町時代に岡崎市南部の法性寺の僧侶が、京都の九条ねぎの苗を持ち帰り植えたのが始まりと伝えられる法性寺ねぎ。
現在は寺のある岡崎市法性寺町を中心に17戸の農家が栽培していて、地域ブランドの野菜として年間2トンを出荷しています。
出荷は厳しい冷え込みで甘みが増す今が最盛期で、畑で収穫した法性寺ねぎが数本ずつ手際よく束ねられていました。
法性寺ねぎの収穫は3月中旬まで続き、岡崎市内のJA直営店などへ出荷されます。