個人市民税や固定資産税といった市税の納税が、名古屋市でもスマホでできるようになります。

 名古屋市は2月1日から、スマートフォンの決済アプリ「PayPay」と「LINEPay」で市税を納められるようにすると発表しました。

 納付書のバーコードをスマホで読み取り、電子マネーで納税する仕組みで、個人市民税や固定資産税、軽自動車税などが対象です。

 コンビニエンスストアや金融機関に出向く必要がなくなり、市は新型コロナの感染拡大防止にもつながるとしています。

 ただし、領収書の発行や領収印がないため、例えば軽自動車の車検で納税証明書がいる場合は、これまで通り窓口で納める方が手間が少ないということです。

 スマホの決済アプリを利用した納税は、愛知県や豊橋市、一宮市などでもすでに導入されています。