名古屋市は3日、新たに47人に新型コロナへの感染が確認されたと発表しました。医療機関や高齢者施設の4つのクラスターで感染が拡大しています。

 名古屋市が新たに新型コロナへの感染を発表したのは、10歳未満から90代の47人です。

 これまでに30人の感染が確認され、クラスターとなっている医療機関では、新たに職員6人と患者1人が陽性とわかりました。

 18人の感染者が出ていた高齢者施設でも、利用者6人と職員1人が陽性と判明するなど、市内で発生しているクラスターのうち4つで感染が拡大しました。

 また入院していた60代から90代の感染者4人が亡くなったことも発表されました。

 このうち60代の女性は1月4日に亡くなっていましたが、病院から報告を受けた保健センターと市の新型コロナの担当部署との間で連絡に齟齬があり、発表がひと月近く遅れたということです。

 名古屋市の死亡した感染者は207人になりました。