まもなく医療従事者への新型コロナワクチン接種が始まる見込みですが、愛知県豊明市の藤田医科大学では12日、接種を想定したシミュレーション訓練がありました。

 12日、愛知県の藤田医科大学病院で行われたワクチン接種の訓練には、大学と病院のスタッフらおよそ100人が参加しました。

 国の指針では、藤田医科大学病院でおよそ3000人の病院職員や地域住民に対しワクチン接種が行われる見込みで、12日は30分に25人の接種を想定して、その手順を確認しました。まずは検温です。

(リポート)
「検温をしたあと問題がなければ受付です」

 受付で身分証明書の確認をし、問診表の記入。その後、接種を受けて問題ないか医師による診察を受け、ワクチンを接種します。

(リポート)
「接種が終わってもすぐに帰ることはできません。こちらの待機所で経過観察を行います」

 接種後に体調不良やアレルギー反応がないか報告するため、会場で15分以上の経過観察が求められます。

湯沢病院長:
「職員のワクチン接種をスムーズに行うと、それに向けて準備したい。いい訓練ができたと思っています」