OBの鈴木孝政さんが東海ラジオ『ドラゴンズステーション』で、ドラゴンズベースボールアカデミー」の初代校長を務めたときのことを振り返った。

 ドラゴンズベースボールアカデミーは、野球を通して地域の子供たちの健全な育成に貢献し、スポーツの振興を図る活動を行うNPO法人で、2015年8月に設立された。

 初代校長を務めた鈴木さんは、発会式の挨拶で、野球の魅力・アカデミーのテーマについて「いきなり野球をやるというよりは、野球を通じて強い体をつくること。そして、規律正しい人間になってほしい」話したという。

 また「『子供たちに不自由を覚えてほしい。自分の思い通りにならないことがあることを知ってほしい』。保護者に対しては『他人と比べないで』とお願いした」とスピーチを振り返った。

 ドラゴンズベースボールアカデミーは、コーチ全員がプロ野球OBで、野球の基本動作を大切に、学年に応じた指導の仕方に力を入れている。鈴木さんは「基本動作も大切だが、まずは、楽しむことから。野球との出会いの場だから」とし、そして「夢はアカデミーからプロ野球選手が誕生すること」と語った。