3月いっぱいで閉館する三重県志摩市の水族館・志摩マリンランド。地元の高校生が授業の一環で訪れ、最後の思い出を作りました。

 志摩マリンランドを訪れたのは、県立志摩高校に通う1年生の生徒たち。

 新型コロナウイルスで入場者が減るなどして、3月いっぱいで51年の歴史に幕を下ろす志摩マリンランドの記録や思い出を残そうと、校外学習として訪れました。

 生徒たちはマリンランドの人気者「マンボウ」を眺めたり、ドクターフィッシュの水槽に手を入れたりするなど、楽しみながら水族館に別れを告げていました。

女子生徒:
「小学校の遠足とかはほとんどここだったので。小さい頃からお世話になった場所だなと思います」

男子生徒:
「昔から地域にあったものなので、なくなっちゃうと寂しい」

 平日にもかかわらず関西方面などから多くの入場者が訪れ、志摩マリンランドの閉館を惜しんでいました。