愛知県警とダスキンは特殊詐欺の被害防止を呼びかけるため、「渡すな危険!キャッシュカード」と書かれたフロアマットを新たに制作し、注意を呼び掛けています。

「渡すな危険!キャッシュカード」のキャッチフレーズが書かれたフロアマットは縦90センチ・横75センチで、愛知県警とダスキンが「特殊詐欺撲滅は足元から!」という思いから共同で制作しました。

 フロアマットは金融機関やコンビニに順次、貸し出される予定で、名古屋銀行上前津支店ではすでに先週からATMの前に設置され、特殊詐欺の被害防止を呼びかけています。

 警察によりますと、愛知県では去年の特殊詐欺の被害件数は2019年と比べ49件減っているものの、被害総額がおよそ3億円も増えているということです。

 愛知県警の担当者は、「警察や行政などが『キャッシュカードを預かる』ということは絶対しない。少しでも怪しいと思ったら、すぐに電話を切って家族などに相談してほしい」と注意を呼び掛けています。