
50歳までプロ野球選手として現役を続けた、中日ドラゴンズOBの山本昌さんが、東海ラジオの『山本昌 野球人生道』で「長く続ける秘訣」について語った。
最初に口に出したことは実にシンプル、「野球が好きだった」こと。「野球に関して手を抜いたことはない。これは自信を持って言える」と話した。
山本さんは30歳を過ぎて膝を怪我した際、その後の衰えを覚悟したというが、そんなときに出会ったのがドラゴンズに入ってきたトレーニング・マシンだ。使ってみると好感触で、鳥取のワールドウィングジムでそのマシンを使って合宿トレーニングができることを知り、小山裕史さんの指導を仰ぐことになった。
小山さんについて山本さんは「野球をやったことがないのに体のことに精通している。自分が思っていることと同じことを言ってくれる。アドバイスを受けてから本当に調子がいい」と絶賛。小山さんには、投球フォームについてもアドバイスを受けてきたという。
その後は引退するまで毎年、小山先生の意見を取り入れながら2人3脚で取り組んだ。長く現役を続けられたもう1つの要因を「いい人に恵まれた」ことと話した。