岐阜県の笠松競馬で、元調教師や元騎手が競馬法に違反して馬券を購入していた事件で、監督責任を取り岐阜県の古田知事が減給です。

 笠松競馬では、元調教師と元騎手ら4人が現役だった去年6月、競馬法に違反して馬券を購入。罰金の略式命令を受けたほか、第三者委員会の調査で複数の現役の騎手らも馬券の購入に関与していたと指摘されていました。

 関係者によりますと、一連の問題を受け、古田知事と県地方競馬組合の管理者を務める笠松町の古田聖人町長は、監督責任を取るとして給与の10分の1を3カ月間減給するということです。

 また、新たな組合の管理者に河合孝憲副知事が就任するということで、県主導で管理体制を強化し、信頼回復を目指す方針です。