
「まん延防止措置」で、名古屋では夜の“外飲み”が急増。公園ではゴミの散乱も…。
(リポート)
「午後8時すぎの名古屋駅前です。飲食店は時短営業でもう閉店しているんですが、公園にものすごい数の人がいます。みなさん飲み会をしているようですね」
夜の公園で、お酒を片手に談笑する若者や会社員。
(リポート)
「今、大勢(公園に)入っていきました。10人以上はいます。またさらに人が増えました。酔いつぶれてしまっているんですかね、地面に寝そべっている女性もいます」
4月20日から、愛知県ではまん延防止等重点措置が適用。名古屋市内の飲食店は午後8時までの時短営業を要請されているため、この時間からこうして公園に人が集まり「外飲み」をしているんです。
男性(24):
「大学時代からの連れで、久しぶりに今日集まろうと。開放的なんで安心はできますよね」
会社員男性(20代):
「まん防で世間的に仕方ないですけど、飲みたかったら公園でって」
公園の向かいで飲食店を経営している男性に話を聞いてみると…。
飲食店の経営者:
「毎日こんな感じなんですけど、まん延防止が出てからは特に増えるようになっちゃいましたね」
外飲みが増えたことで、大きな問題があるそうで…。
飲食店の経営者:
「後片付け、ゴミの問題がすごくて。やはりお酒を飲んだまま帰られたりとか、食べられたものをそのまま残していったりとか」
飲み会後、公園に放置されていくゴミ。
(リポート)
「ここ、さっきまで若者がたくさん座っていた場所なんですが、大量の吸い殻に酒の空き缶が散乱しています。今、二人組が帰っていきましたけど、お菓子のゴミを残して立ち去りました」
午後10時半を過ぎると、人が減った代わりに至るところにゴミが。近くの飲食店や企業がボランティアでゴミ拾いをしているそうですが、連日このような状況のためキリがないと言います。
飲食店の経営者:
「片付けても片付けても、なかなかキレイにならない状況ですね。とてもじゃないけど、子供を遊ばせられるような環境ではない公園になっちゃっています」
増える外飲み。感染対策に、ゴミの片づけ…。課題は多そうです。