
岐阜県の笠松競馬で騎手らが不正に馬券を購入した問題を受け、古田知事は自らの給与を減額する条例案を提案し、可決されました。
7日の岐阜県議会で古田知事は、笠松競馬で騎手らが不正に馬券を購入した問題を受け、自らの給与の10分の1を3カ月間減額する条例案を提案し、可決されました。
これにより古田知事の給与は5月からの3カ月間、あわせて40万2000円減額されます。
笠松競馬を巡っては、競馬法に禁止されている馬券の購入に関わったとして、元騎手ら4人が罰金の略式命令を受けたほか、不正に関与した騎手や調教師、さらに管理責任を問われた県地方競馬組合の職員ら合わせて50人余りが処分されています。
議会では組合の規約も変更され、笠松競馬の管理者は笠松町長から副知事に変わることになります。