GW中に名古屋市消防局の20代の消防士らが、港区の公園でバーベキューをしていたことがわかり、市が処分を検討しています。消防士らには食材を購入したスーパーで、買い物かごを持ち去った疑いもあり、警察が調べています。

 名古屋市消防局によりますと、所属するいずれも消防士で20代の男女4人は、ゴールデンウィーク中だった5月1日、名古屋市港区の戸田川緑地でバーベキューをしていたということです。

 名古屋市は当時も新型コロナのまん延防止等重点措置の対象で、消防局は4月21日、会食を控えるよう職員に通知を出していました。

 バーベキューには4人のほかにも参加者がいたとみられ、名古屋市消防局は「市民に自粛をお願いしている中で職員の会食が明らかになり大変遺憾」として処分を検討しています。

 この消防士らには、直前に港区のスーパーで食材を購入した際に、買い物かごを持ち去った窃盗の疑いもあるということで、警察が詳しく調べています。