岐阜県は14日、「まん延防止等重点措置」の対象区域に新たに高山市や瑞浪市など6つの市町を追加すると発表しました。飲食店への時短要請は、県内全域に拡大します。

 まん延防止等重点措置の対象区域に新たに追加されるのは、高山市、瑞浪市、恵那市、山県市、下呂市、御嵩町の6つの市町です。

 期間は16日から5月末までの16日間で、6つの市町ではこれまでの対象区域と同様、全ての飲食店への午後8時までの営業時間の短縮と酒類の提供の禁止、カラオケ施設の利用自粛が要請され、協力金が支払われます。

 また、まん延防止等重点措置の対象区域にはならない残りの20の市町村についても、同じ期間飲食店への午後8時までの営業時間の短縮が要請されることになり、これで時短要請は県内全域に拡大します。

 会見した古田知事は「緊急事態宣言の対象地域に手を挙げることを視野に入れる必要がある」と話し、14日夜に専門家会議を開き対応を議論するとしています。