三重県では18日、新たに41人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。また、これまでの陽性患者6人に変異ウイルスの感染が判明しています。

 感染がわかったのは、四日市市と鈴鹿市などに住む10歳未満から80代までの41人です。

 四日市市の小学生の男女と、50代と60代の女性の合わせて4人は、市内の同じ放課後児童クラブの児童と職員で、施設の職員に感染がわかったため検査を受けて陽性が判明しました。

 この施設での感染者は6人になったことから、県内74例目のクラスターに認定されました。市は児童など残り3人と、感染した小学生の男女2人が通う学校の児童ら100人ほどを検査しています。

 川越町の高校に通う女子生徒は、鼻づまりやのどの痛みなどの症状が出たため、検査を受けて陽性が判明しました。女子生徒は症状が出始めてから数日の間、登校していたため、県が生徒ら113人の検査を進めています。

 18日は入院していた80代の女性が、17日に亡くなったと発表されました。女性は変異ウイルスに感染していたということです。県内の死者は97人になりました。

 一方、18日はこれまでの陽性患者で、20代から60代の男女6人に変異ウイルスに感染していたことが発表されています。三重県の18日時点での病床使用率は45.3%で累計の感染者は4515人です。