三重県では15日、新たに4人の新型コロナウイルスへの感染がわかりました。

 感染がわかったのは、四日市市やいなべ市などの20代から50代までの男女4人です。

 いなべ市の20代女性は、10日から全身に倦怠感があったため、14日に検査を受けて陽性が判明しました。女性は12日まで会社へ出勤していたことなどから、県は、女性と接触があった職場の同僚8人と、症状が出た後に食事や会話をした友人5人の検査を進めています。

 いなべ市の20代男性は、6月4日に県外に出張したのち、11日に発熱などの症状が出て、検査を受けて陽性とわかりました。県は男性と接触があった職場の同僚6人などの検査をしています。

 三重県の15日時点での病床使用率は23.0%で、累計の感染者数は5134人です。

 1日あたりの感染者は2日連続で5人を下回りましたが、鈴木知事は「まん延防止措置」の期限になる6月20日以降の県民への要請について、「まっさら、何もなし、ということにならないと思う。どういう措置がいいのか、国や愛知県・岐阜県と協議していく」としています。