フィギュアスケートの本郷理華選手が、16日にSNSで現役引退を表明しました。

 16日9時すぎ、自身のSNSを更新したフィギュアスケートの本郷理華選手。

<本郷選手の投稿内容>
「現役を引退する決断をしましたのでご報告させていただきます」

 5歳の時、故郷の仙台でスケート競技を始めた本郷選手。オリンピックを目指し、その後名古屋に移り住みました。

 167センチの長身を活かしたダイナミックな演技で、シニア1年目にいきなりGPシリーズで優勝。さらに世界選手権に3年続けて出場するなど、日本を代表するトップスケーターへ。

 しかし、目標だったオリンピック出場は叶わず、一時はスケートから離れることを決断。それでも去年、再びリンクの上に戻ってきました。

 ブランクがありながらも、去年は目標にしていた全日本フィギュアに出場。そして16日、19年に渡った競技人生に区切りをつけることを発表しました。

<本郷選手の投稿内容>
「全日本を終えてたくさん考えて、自分の今の実力、結果、コロナでカナダへ行く事ができない状況など、あと1年やるかやらないか迷った時、現実的に考えて引退を決めて次の道に進み、頑張っていこうと決めました。次の道に進んでも、自分らしく笑顔で」

 本郷選手は、新たな道へ進みます。